【書評】「君が来た場所か」は今を生きる力をくれる本です!最近ちょっと元気がない人はぜひ読んでみてください!

あらすじ

主人公は塾を経営であり、もうすぐ2人の子供の父になる予定の松本秀平。
秀平は「日本の教育を変えたい」という思いから
塾を開いきましたが、なかなか上手くいきません。
そんなある日、駅のコンビニで買った
不思議なのど飴を食べると、不思議な夢を見るようになります。
その不思議な夢とは、自分の父・母・祖父母が生きた過去の話でした。
戦争という時代の中で、幼い自分の母や父を守るために
必死に生きる祖父母の姿を見て、秀平の心に変化が起こり始めるます。

この本を読んで、戦争中に祖父母が必死でつないでくれた命、戦後に両親が必死で生き、
自分を産んでくれた奇跡に心が震えました。
「生きるのが苦しいな」「上手くいかないな」「最近楽しいことないな」と
感じている方に読んで欲しいです!
「お母さんのコロッケ」は今を全力で生きる覚悟をさせてくれる本です!

感想

本を読みながら泣いて、自分の過去を思い出して泣いて、
家族の写真を見て泣いて、3回泣きました。
そして、今この時代に生きていることに感謝が沸き上がってきて、
今この瞬間を全力で生きる覚悟を決めました。
今このタイミングで、この本に改めて出会えたことに感謝すると同時に運命を感じました。

「今を生きる覚悟を持つ」言葉にするのは簡単ですが、
なかなか現状が変わってくれることを望むばかりで、実行に移すのは難しいものです。
私たちはついつい自分が嫌だなと感じることが起こると、
なんで自分ばかりとその現実から逃げてしまいますが、
物事に良い悪いの判断を下さず、事実をあるがままに受け止め、
今を精一杯楽しんで生きることで、何か見えてくるものがあるのではと感じました。

今、人生を「楽しい」と思えていない方、長く短い人生を楽しむため、
一歩踏み出してみませんか?

作者の歴史・性格

著者である喜多川泰(1970年-)さんは、
人間の成長を重視した珍しい学習塾「聡明舎」の創立者です。
代表作は『手紙屋~僕の就職活動を変えた十通の手紙~』や
『「また、必ず会おう」と誰もが言った。』などがあります。
どの本も描写が細かいため、主人公と同じ経験をした気持ちになれます。

著作一覧や講演会・勉強会などの情報は以下の公式HPからぜひご覧ください!

チャート

おすすめ

・生きる力が欲しい人
・最近上手くいかないなと感じている人

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