【91日目】成績が良ければいい?

日記

こんにちは。haruhinaです。

さて、91日目に読んだ本はこちら↓

  • 出口 汪の論理的に考える技術  著:出口汪
  • びりっかすの神さま 著:岡田淳
  • ツェねずみ 著:宮沢賢治

本の感想

出口 汪の論理的に考える技術

本書は、論理的に考える方法を、先生と生徒の対話という形で教えてくれる本でした。

まず、何より「イコールの関係」、「対立関係」、「理由づけ・因果関係」の論理構造を意識することが重要ということでした。

特に、今すぐ始められることは、論理構造を気にしながら新聞の社説を読むことなので、そこから始めてみようと思います。

びりっかすの神さま

あらすじ

主人公・木下始きのしたはじめは、転校先のクラスで20センチ位の小さい男が、羽ばたいているのを見つけました。それは、クラスでビリを取った人にしか見えない、「びりっかすの神様」だったのです。

始は、びりっかすの神様を話をするために、テストや競争でビリを取り続けるのですが・・・

思い出してみると、この小説に描かれているとおり、小学校の頃から、テストで成績が良いと「イイ子」で、成績が悪いと「ダメな子」という考えが、クラスの中にも自分にもあったような気がします。

びりっかすの神様は、成績が悪い、ビリを取った時に見える不思議な神様で、成績より大切なものを考えさせられる本でした。

ツェねずみ

あらすじ

古い家の屋根裏に住む「ツェ」は、人の親切を仇で返すようなネズミでした。

「金平糖が落ちている」と教えてくれた”いたち”には、「金平糖に蟻がいて拾えなかったから、責任をとってくれ」と言い、バケツからもらった石鹸で顔を洗ってひげが抜ければ、「ひげが抜けた責任をとってくれ」というようなネズミで、どんどんみんなに嫌われていくのでした・・・

ツェねずみを一言で表すとクレーマーです。ツェねずみの行動はとても極端ではありますが、これに近い行動は、日常生活でも目にする気がします。この本を読んで、いま一度自分の行動を見直す機会になりました。

タイトルとURLをコピーしました