【76日目】常識を疑い、問題を見つける

日記

こんにちは。haruhinaです。

さて、76日目に読んだ本はこちら↓

  • 孤独地獄 著:芥川龍之介
  • 働き方5.0~これからの世界をつくる仲間たちへ~(小学館新書) 著:落合陽一
  • プロフェッショナル 仕事の流儀 奥山清行 カーデザイナー 新しいものは「衝突」から生まれる 編:茂木健一郎&NHK(プロフェッショナル)制作班

本の感想

孤独地獄

この小説は、「蜘蛛の糸」や「羅生門」の作者として有名な芥川龍之介の作品です。

あらすじ

主人公の叔父・津藤つとうは、吉原にある玉屋という店で偶然、酒豪で放蕩者の僧侶・禅超ぜんちょうと知り合いになりました。

ある日、津藤は禅超から、「地獄には、根本地獄・近辺地獄・孤独地獄があり、自分は2,3年前に孤独地獄におちてから、何に対する興味も続かなくなってしまった」と聞かされます。

この話を聞いた主人公は、自分も孤独地獄に苦しめられている一人だと感じるのでした。

孤独地獄に対して「怖い」という思いと、わずかな「共感」を感じる本でした。

働き方5.0~これからの世界をつくる仲間たちへ~(小学館新書)

本書は、2016年に出版された『これからの世界をつくる仲間たちへ』(小学館)をベースにしたリバイバル本です。

この本を読んで、私はどこかでロールモデルを探して生きていたことに気づきました。思考停止して楽な方に流れるくせがついてしまっているんだと思います。

「クリエイティブ・クラス」の人間になるために、まずは自分の常識を疑いながら問題を探してみることから始めようと思います。

とりあえず、先ほどお風呂に入った時、「毎日お風呂に入る」という常識があることに気づいたので、問題に繋がるかはわかりませんが、理由を考えてみようと思います。

プロフェッショナル 仕事の流儀 奥山清行 カーデザイナー 新しいものは「衝突」から生まれる

テレビ番組「プロフェッショナル仕事の流儀」で放送された内容を本にしたものでした。今回読んだのは、「カーデザイナー・奥山清行さん」の仕事の流儀です。

奥山さんはの流儀は

挑発し、崖っ淵に追い込んでこそ、創造性に火がつく。たった一つのデザインを探すための、果てしない試行錯誤。たどり着く一枚のデザイン以外は、クズ同然。

引用:茂木健一郎&NHK(プロフェッショナル)制作班[編] 『プロフェッショナル 仕事の流儀 奥山清行 カーデザイナー 新しいものは「衝突」から生まれる』 NHK出版 2013

自身を「猛獣使い」と表現する奥山さんは、個性とプライドのかたまりである、猛獣(デザイナー)たちの能力を引き出すために、「挑発して、プライドを刺激する」と言います。

私がこの本を読んで、特に印象に残った言葉が以下です。

「(スケッチを)描く量だけは絶対に負けないっていう自信があります」

引用:茂木健一郎&NHK(プロフェッショナル)制作班[編] 『プロフェッショナル 仕事の流儀 奥山清行 カーデザイナー 新しいものは「衝突」から生まれる』 NHK出版 2013

奥山さんは、常にスケッチブックを持ち歩き、時には手近にある新聞紙やナプキンにも描くこともあるそうです。

自分を高め続けるという姿勢は、とてもかっこいい生き方だなと思うし、自分もそんな風に生きていきたいです。

では、今日も3冊頑張ります!

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