こんにちは。haruhinaです。
さて、65日目に読んだ本はこちら↓
- 藪の中 著:芥川龍之介
- 局アナ 安住紳一郎 著:安住紳一郎
- THE・CHANGE~今日が最後の日。そして、今日が最初の日~ 著:金川顕教
本の感想
藪の中
この小説は、「ある男が多襄丸という盗人に、藪の中で殺された事件」の内容が、関係者と当事者の証言という形で書かれていて、徐々に全貌が明らかになっていく話です。
ある夫婦が道中の藪の中で多襄丸と遭遇し、妻は暴行され、夫は殺されます。物語は、この夫の死体を最初に見つけた、木こりの証言から始まり、事件の当事者である死んだ夫、妻、多襄丸の証言も含めて、7名の証言が書かれています。
この小説のポイントは、当事者であるはずの死んだ夫・妻・多襄丸が3名とも「自分が犯人だ」と自白しており、証言が矛盾している点です。
最初は、当然「多襄丸が犯人」だと思って物語を読んでいるのですが、死んだ夫と妻の証言を読むと、何が真実なのかわからなくなってしまいます。
この小説のように、矛盾していて、真実が分からない話という物語は初めて読んだので、面白かったです!
局アナ 安住紳一郎
本書は、TBSアナウンサー・安住紳一郎さんがテレビ誌『テレパル エフ』で連載していたものをまとめた本です。
安住さんは、報道番組やバラエティなど幅広い番組で活躍されていて「すごい方」だなあと思っていました。特に、ぴったんこカンカンなどで、ゲストの隣でスッと放つ一言が素晴らしくて、面白くて大好きです。
本書もスッとした一言や見方が面白くて、すぐに読み終わってしまいました!最近、テレビを見る機会がめっきり減ってしまいましたが、また安住さんの出ている番組を見たくなりました!
THE・CHANGE~今日が最後の日。そして、今日が最初の日~
本書は、著者である金川さんが実体験から得た学びが、書かれた本です。
本書を読んで個人的に印象に残ったのは、「やみくもに努力するのではなく、差を研究する」というものです。例えば、大学受験の時に同じ時間勉強していても、うまくいく人といかない人が出てきます。その理由が、この「差」によって生まれていて、「差」を埋めるように努力することで、効率の良い努力ができるという考え方です。
私も現状「やみくもに努力している」状態なので、自分の状態を客観的に見て「差」を埋めれるように行動してみようと思いました。
では、今日も3冊頑張ります!