こんにちは。haruhinaです。
さて、50日目に読んだ本はこちら↓
- ビジネスが変わるコグニティブ・サイエンス 著:苫米地英人、作画:藤沢涼生
- 理系バカと文系バカ 著:竹内薫
- 僕は何度でも、きみに初めての恋をする。 著:沖田円
本の感想
ビジネスが変わるコグニティブ・サイエンス
本書は、コグニティブ・サイエンス(認知科学)を用いて、脳の使い方を変えることで、理想の生き方を手に入れる方法を教えてくれる本です。内容はまんが+文章で構成されていて、難しい話も絵を使って説明されているので読書初心者の方でも抵抗なく読める内容です。
本書では「夢を叶えるためには、抽象度の高いゴールを設定することが必要」だと書かれています。会社で求められるのは全く逆の考え方で、「できる限り具体的なゴールを設定すること」が良しとされる文化があるので、意外でした。「木を見て森を見ず」という言葉もある通り、具体的な視点も、抽象的な視点もどちらも大切なんだと知りました。
本書は「仕事を頑張っているのに結果が出ない」と悩んでいる主人公が、コグニティブ・サイエンスを使って変わることができたというお話でした。私自身、会社で働いていた頃は、主人公と同じように悩んでいたので、欲を言えばその頃に出会いたかったなあと思いました(笑)
理系バカと文系バカ
本書は、社会に根付いている理系と文系の区別をなくして、バランスの良い「文理融合型」の人間なるためのコツが書かれた本です。
タイトルにはやや衝撃を受けるかもしれませんが、中身は「理系バカと文系バカにならず、どちらもバランス良く勉強することが大事」という内容なので、安心して読み始めていただきたいです!
1日3冊読書を続ける中で、昔どこかで聞いた「学問は全て繋がっている」という言葉を、ひしひしと実感しています。私は学生の頃、物理が大の苦手でしたが、受験用の勉強が苦手だったからという理由で、いま勉強しないのはもったいないと感じたので、今後は意識的に勉強していこうと思います。
僕は何度でも、きみに初めての恋をする。
学校帰りの公園でセイ(女子高校生)は、記憶が1日しか持たない、1つ年上の男の子ハナは出会います。
両親の不仲に悩むセイは、空もセイも綺麗だと言い写真を撮るハナに、徐々に興味を惹かれていきます。
それぞれに悩み苦しむ2人を、悲しい現実が襲います。少し悲しくて、でもとても柔らかくて優しい物語です。
本書は、空の表現がとてもきれいでした。
あらすじだけ読むと、重い内容のように感じるかもしれませんが、きれいな表現が随所に散りばめられているからか、ハナの柔らかい表現のおかげか、始終ふわっと柔らかい空気に包まれながら読むことができました。恋愛小説はあまり読んだことが無い方にもおすすめできる1冊でした!
小説の魅力とは?
みなさんは「風」というとどんな風を思い浮かべますか?
私は、「若々しい草が伸びる丘の上で、背中からサーっと吹き抜ける風」が頭に浮かびます。
小説で表現というと、このように幅のある言葉のイメージをすり合わせることを「表現」と呼ぶんだと思います。「映画・マンガ」と「小説」との違いは、このイメージを言葉によってすり合わせる必要があるところです。
ただ、人は全て経験が違うので、イメージを完全にすり合わせるのは不可能だと思います。この経験によるイメージの幅が、小説の魅力なのでは無いかと思います。
小説って面白いですね!
では、今日も3冊頑張ります!