こんにちは。
コーヒーを飲んでいるだけで、おしゃれと勘違いしているharuhinaです。
さて、48日目に読んだ本はこちら↓
- 武士道 まんがで読破 原作:新渡戸稲造
- お笑い芸人に学ぶいじり・いじられ術 いじり上手は信頼される、いじられ上手は出世する 著:田中イデア
- 最後の医者は桜を見上げて君を想う 著:二宮敦人
本の感想
武士道 まんがで読破
旧5000円札で有名な新渡戸稲造の「武士道」を、マンガで説明している本でした。海外では、宗教により道徳を学ぶ一方で、日本では宗教ではなく武士道により道徳を学ぶという事に気づいた新渡戸稲造は、「武士道」を刊行しました。
武士道は「仁・勇・義・名誉・誠・礼」からなる、人として善い行いと悪い行いを説いたもので、まさに「人としての道徳」を教えてくれるものでした。
本書を読んで武士道はやはり日本人の根底にある考え方なんだろうなと考える一方で、武士道に触れる機会のなくなった現代、宗教も武士道もなくなった日本人は、何によって道徳を学んでいるのかは疑問に思いました。
お笑い芸人に学ぶいじり・いじられ術 いじり上手は信頼される、いじられ上手は出世する
本のタイトル通り、お笑い芸人のいじり・いじられ術を教えてくれる本でした。人見知りの私にとってはややハードルの高い内容でしたが、いじり・いじられ術を身に着けることで、沈黙を恐れず楽しく会話することができると思うので、少しずつ練習しようと思います。
田中イデアさんの本は、とても面白くて読みやすいので、あまり本を読む習慣が無い方でも読みやすいと思います。
人見知りで、しゃべり下手の方は以下の順番で読んでみることをおすすめします!
▼人見知りレベル1
▼人見知りレベル2
▼人見知りレベル3
最後の医者は桜を見上げて君を想う
病院という場所で、死神と呼ばれる医師「桐子」と、生を諦めない副院長の「福原」という価値観の違う二人の、死と生との向き合い方を描いた物語でした。
本書の感想をネットで見たところ、「重い」という感想をよくみかけました。確かに、深く考えさせられるテーマではありましたが、文章の書き方なのか、桐子という医師の性格によるものなんか、私は「重い」という印象は感じませんでした。
健康に生きていると忘れてしまう「死」に真正面から向き合う、患者と医師の生き様が描かれていて、自分自身の「死と生」について考えるきっかけになりました。
選択と覚悟
「最後の医者は桜を見上げて君を想う」を読んで、生き方について改めて考えました。
そして気づいたのは、最近「どう生きるか」で悩んでいましたが、実は「誰のマネをして生きるか」を探していただけで、真に自分の生き方を悩んでいるのではないんじゃないかという事です。
「最後の医者は桜を見上げて君を想う」の中で、延命治療か死の選択を迫られた患者は、最後は自分で「生き方」を決断します。そこにある決断は、「〇〇さんはこうしているから」とか誰かのマネをすれば良いといったような決断ではありません。
人は意識をしていないと、楽な方に流れる生き物だと聞いたことがあります。自分の人生を自分の足で歩くという「選択」と、それが未踏の地だったとしても歩くという「覚悟」を意識しながら、一歩一歩踏みしめて生きたいと思います。
では、今日も3冊頑張ります!