こんにちは。
運動不足過ぎて、いよいよ自分の足腰が心配になってきているharuhinaです。
さて、39日目に読んだ本はこちら↓
- 個性を捨てろ!型にはまれ! 著:三田紀房
- 「稼げる文章」の書き方は、”守破離”に学べ!~簡単3ステップで効率的に文章力をアップさせる方法~ 著:有賀ていや
- 評価と贈与の経済学 著:内田樹、岡田斗司夫FREEex
本の感想
個性を捨てろ!型にはまれ!
「ドラゴン桜」の著者である三田紀房さんが書いたビジネス本です。
本書では、むやみに個性や先駆者にこだわるのではなく、まずは『型』を身に着けることから始めようということが書かれていました。個性というのは、『型』を徹底的にマネする中で自然と出てくるものなので、まずは成功している人や、売れている物の『型』を徹底的にマネすることが重要とのことでした。
私は本書を読んでいて、頭に「守破離」という言葉が浮かびました。「守破離」とは、武道や茶道などで良く使われる言葉で、
守:まずは、師匠を徹底的にマネする
破:師匠のやり方を自分なりに少し変えてみる
離:師匠から離れ、やり方を発展させる
という修行における過程を示したものです。
個性ばかり求める人は、『破』や『離』にばかり目を向けているけれど、まずは何事も『守』から始めるのが大事だということです。
先日読んだ本にも、「良樹細根(根がしっかり張っていないと良い葉は育たない)」と書かれていましたが、やはり、まずは根っこである『守』が大切で、根ができていないと個性なんてできないと分かりました。
今は、「きれいな文章を書きたい」と思っているので、まずは憧れている方の文章を毎日1行だけでも写経することから始めようと思います!
「稼げる文章」の書き方は、”守破離”に学べ!~簡単3ステップで効率的に文章力をアップさせる方法~
「個性を捨てろ!型にはまれ!」で読んで私が感じたことを、そのまま言葉で提示してくれたような本でした。
本書では、『守』で「自分が見本とする人」の文章を、自分の血となり肉となるまで徹底的に読みこみ、『破』でブログにとにかく文章を書き、『離』で一般的にノウハウ本に書かれているようなテクニックを使い始めるということが書かれていました。
最近、いろんなノウハウ本を読む中で感じていた、「ハリボテ」のような違和感はこれだなと確信しました。ノウハウ本でテクニックだけを覚えて応用しようとするのは、『離』だけをやっているようなもので、「剣道マンガ見る → 剣道強くなった気になる → いきなり剣道歴10年の人に勝負挑む」くらい無謀なことだなと感じました。(※上手い例えが見つからない…)
「テクニックを知ることは無駄」だとは言わないけれど、段階を踏んでちゃんと技術をコントロールできるようになってから使わないと、意味が無いということが分かりました。
評価と贈与の経済学
理解力が残念な私には、2割位しか内容が理解できませんでしたが、理解力を養って、理解できるまで何度も読みこんだ方が良いと(直感ですが)感じるくらい、濃い内容でした。※理解力がある方は是非挑戦してみてください!
本書を読んで、私が理解できた内容は以下です。
今後、少子高齢化が加速する社会の中では、自分ひとりで生きることに限界がくる。その社会を生きていくためには、努力をすぐ報酬(お金)をもらうのではなく、信じて「贈与」するという考え方が重要。
自分の持っている物を独り占めせず、贈与しあうことで、助け合うコミュニティが生まれ、それが拡張すると拡張型家族になる。その拡張型家族に複数所属することで、二重・三重の家族型セーフティネットが生まれる。
信頼して積極的に贈与を行える人、つまり、人から評価してもらえる人になることが、今後の家族型コミュニティにおいて重要になってくる。すなわち、贈与経済・評価経済においては、良きパッサー(パスを出せる人)にならなければいけない。
つまり、今後は人に与え続けることのできる「いい人」になることが重要だということですね。そして「いい人」になるための、具体的な方法は、岡田斗司夫FREEexさんの「超情報化社会におけるサバイバル術「いいひと」戦略 電子版」を読めば良いということですね。(勝手に)理解しました!
今日から、立派な「いい人」になるために精進いたします!
人との距離感を考える
今回本を読んで、岡田斗司夫さんの提唱する評価経済社会は、シェアリングエコノミーの考え方に近いなあと思いました。評価経済社会や、シェアリングエコノミーの社会になって気になるのが、人との距離感です。
いままで各個人が強調されて、お隣に誰が住んでいるかも知りません。人見知りの私としては、近所づきあいもないし、楽だなと思っていましたが、評価経済社会になるにつれて、人との距離感が近づくと思います。
その中で自分の許容できる距離感と、他人が許容できる距離感を、どう折り合いをつけていくか意識しながら、人と接するようにしたいと思います。
では、今日も3冊頑張ります!