こんにちは。
先日作ったクッキーが硬すぎて、歯が心配なharuhinaです。
さて、38日目に読んだ本はこちら↓
- 左遷社員池田 リーダーになる:昨日の会社、今日の仕事、明日の自分(ビジネス小説) 著:鈴木孝博
- 起業のリアル 著:田原総一朗×若手起業家
- マンガでわかる人工知能 著:藤木俊明
本の感想
左遷社員池田 リーダーになる:昨日の会社、今日の仕事、明日の自分(ビジネス小説)
小説の形で、ビジネスで大切にしなければならないことを教えてくれる本です。本書は、「小説を読みたい!」と思っている方には、少々物足りないかもしれませんが、仕事に行き詰っている方は、面白いと思います。
本書を読んで、特に印象に残ったのは以下の言葉です。
多くの人を幸せにするには、まず自分を幸せにすること。次に自分の身近な人たちや、自分の愛する人たちを幸せにすること。そうやって広げていくもの。そうでないといくら「もっと幸せを」と言っても、それは虚しい空論であり、ウソだ。
引用:鈴木孝博[著] 『左遷社員池田 リーダーになる:昨日の会社、今日の仕事、明日の自分(ビジネス小説)』 リーブル出版 2016
すばらしい考え方だなあと思いました。ここで書かれている「もっと幸せを」は、小説内の会社のスローガンである、「美味しさでもっと幸せを」からきている言葉です。
この言葉を読んで、「いま一度、自分の大切な人を大事にする」という基本的なこと大切にしていこうと思いました。いつの間にか、心の中でベクトルが「多くの人を幸せにする ⇒ 大切な人達を幸せにする」の方向になってしまって、ついつい自分の一番身近にいる、自分や、家族や、大切な人達が後回しになっているなあと思いました。
私も、せっかくこんな素敵な言葉に出会えたので、幸せを広げる考え方を大切にしていきたいと思います。
起業のリアル
ポスト・ホリエモン世代のベンチャー社長16人と田原総一朗さんとの対談が書かれた本でした。田原さんは以前から存じ上げていたのですが、なんで今まで本を読んで無かったんだろうと自分にビックリするくらい、面白かったです。
冒頭で「ポスト・ホリエモン世代のモデルや、生み出す価値についてよくわからないことがある」としながらも、「恥をさらすことをいとわず、真剣勝負する」と書かれていて、純粋に「かっこいいなあ」という思いが、わきあがりました。
本書で対談されているベンチャー社長は、LINEの森川亮さんや、サイバーエージェントの藤田晋さんなど、そうそうたる会社の社長ばかりでした。個人的には、ユーグレナ社長の出雲充さんの話が興味深く、世界の栄養失調問題を改善するため、「ドラゴンボールの仙豆を作れば解決できる」という思いから、ミドリムシに行きついたとのことでした。仙豆という発想も衝撃的ですし、そこからミドリムシに辿り着いたのも、面白いです!
今回、書かれていたポスト・ホリエモン世代の方たちは、私から見ると世代的には、やや上の世代で、お恥ずかしい話ですが心のどこかで「良い暮らしをしたいからでしょう」と、知りもしないのに、勝手に思っていました。これまで、稚拙な考えで勘違いしていたことを、心からお詫び申し上げます。
もっと、田原さんの本をいろいろ読んでみたいと思いました!
マンガでわかる人工知能
私は大学で4年間と社会人で5年間の9年間、ITに関わってきたので、もともと人工知能については大まかな知識がありましたが、もう一度初めからしっかり勉強しなおそうと思い、本書を読んでみました。
今回、本書を読んで参考になったことは、ITの知識がない人への説明の仕方です。例えば、Youtubeのレコメンド機能には、人工知能が使われています。Youtubeのレコメンド機能について話をする時に、「みんなこの知識がある」という前提で話をしてしまうと、相手との認識がずれてしまう可能性があります。IT初心者と前提知識を揃えるという意味で、とても参考になるなあと感じました。
負けない自分になりたい
毎日本を読み始めて、意外と飽き性の自分が継続できていることに驚いているけれど、ここで自分に負けて1度でもサボってしまったら、自己嫌悪がすごいだろうなあという恐怖とも、毎日戦っている。
たぶん、自己肯定感を高める本やポジティブ思考の本を読むと、「ここまで頑張れた自分を褒めましょう」と書かれているだろうし、現に自分も今までそうやって自己嫌悪に対処してきた。
でも、そうやって自分の嫌な感情に蓋をして他の感情で上塗りすると、どんどん自分に対するウソの感情が上塗りされて、やがて蓋の下の本当の感情がわからなくなってしまう。まるでポジティブロボットのよう。
最近、本を読んでいて、人によって似合う服が違うように、全体の最適解は、自分の最適解ではないと気づいた。
あの頃、傷つきやすい自分を守ってくれた最適解は、全て受け入れて人間らしくあろうと決めた今の自分の最適解ではなくなった。私は、どんな感情に体当たりしても、噴水のようにわきだして心をタプタプにしたとしても、負けない自分になりたい。
とりあえずは、1000冊完走できるように日々精進します!
では、今日も3冊頑張ります!