【25日目】バッテリーを読んで気づいたこと

日記

こんにちは。

バッテリーを読み終わってしまって喪失感に襲われているharuhinaです。

さて、25日目に読んだ本はこちら↓

  • かもの法則 ―脳を変える究極の理論 著:西田文郎
  • へんなことわざ 「へんな」シリーズ(角川文庫) 著:のり・たまみ
  • バッテリーⅥ アニメカバー版(角川文庫) 著:あさのあつこ

本の感想

かもの法則 ―脳を変える究極の理論

「成功する」「次はうまくいく」のように断定的にプラス思考や自信を持つのではなく、語尾に「~かも」をつけることで不思議と本当にそんな気になってくるというユニークな方法です。この方法を本書では「かもの法則」と名付けています。

本を読んで「よし!プラス思考になろう!」とやる気になっても、時間が経つといつの間にかマイナス思考に戻っているという経験皆さんもしたことはないでしょうか?これは、そもそも人間は危機を回避するため本能的にマイナス思考らしく、この思考をプラスに変えようとしても本能的なものなのでなかなか上手くいかないのが理由らしいです。

なので本書では、無理をさせるのではなく、一言「かも」をつけて肯定的な言葉を考える方法を提案していました。面白い方法なので、さっそく今日から試してみようと思います!

へんなことわざ 「へんてな」シリーズ(角川文庫)

世界の「へんなことわざ」をまとめた本で、とても面白かったです!本書はタイトルに惹かれて手に取ったのですが、ことわざの背景やその国特有の状況なども合わせて説明されていて面白かったです。例えば、ことわざから世界に離婚が許されていない国の状況が見えてきたり、階級制度の名残が見えてきたり、宗教の違いが見えてきたり・・・ことわざの背景から国ごとの違いが見えてきて、自分が常識だと思っていたものが国によっては常識じゃないんだなと改めて驚きました。

他にも世界のことわざの本を読んでみたいなあと思いました!

バッテリーⅥ アニメカバー版(角川文庫)

終わってしまった・・・ついにバッテリーシリーズを全て読み終わってしまいました・・・(泣)

バッテリーを手に取って6日。毎日、次の展開が気になるワクワク感と、読んだ後の恍惚感で日々が満たされていました。作者である、あさのあつこさんに感謝です。

昨日最終章を読み終わって(もう朝の3時30分でしたが)何がこんなに自分の心を震わせたんだろうと考えると、文章が素晴らしいことはもちろんですが、主人公の巧が、人がいつの間にか背負っている誰かからの期待だったり、友情を大切にしなければいけないという思い込みだったりを振り払って、ボールを投げたいという欲望だけ大事にしているという姿勢に心が動いたんだろうなと思います。

大人になって自分の欲望や思いがどこにあるかもう見失ってしまっていますが、ちゃんと自分自信と向き合って生きたいなと感じました。

本当に素晴らしい作品でした!感動をありがとうございました!!

バッテリーを読んで気づいたこと

上でも書いていますがバッテリーシリーズを読み終わりました。バッテリーを読んで気づいたことは多くありました。現実でそれはありえるの?と思うような偶然の重なった大事件は必ずしも必要でないこと、人には言葉にしがたい感情があるということ、子供みたいに次が気になってワクワクする感情が自分にもあったということ、自分が意外に色々なものを背負っていること、そして私はきれいな文章が好きだということ。

バッテリーシリーズを読み終わってマンガも数話読んで見ましたが、全然違う印象を受けてビックリしました。最近小説よりマンガを読む機会が多かったのですが、同じ趣旨の話でもマンガと小説は全く違うということをまざまざと感じました。

私もこんな風に何も装飾せず自分の内側を削りながら、文章を生み出してみたいと強く感じました。

では、今日も3冊頑張ります!

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