【24日目】「なぜ?」の習慣

日記

こんにちは。

春の陽気のおかげでひたすら眠いharuhinaです。

さて、24日目に読んだ本はこちら↓

  • 教養として学んでおきたい哲学(マイナビ新書) 著:岡本裕一朗
  • まんがでわかる 福沢諭吉『学問のすすめ』 著:齋藤孝、まんが:岩元健一
  • バッテリーⅤ アニメカバー版(角川文庫) 著:あさのあつこ

本の感想

教養として学んでおきたい哲学(マイナビ新書)

本書では、「哲学とは何か」という本質的な話から、古代~現代までのざっくりとした哲学の歴史について説明されていました。本書を読むまで、哲学は地理・歴史のように独立した学問だと思っていたのですが、今や哲学は独立した学問ではなくそれぞれの学問と繋がっているとのことでした。

哲学にはとても難しいイメージがありましたが、「答えが無い問いに対して、様々な視点から考える」「物事を”そもそも”という本質的な視点から考える」ということだと考えると、前より少しだけ身近になった気がします。

まんがでわかる 福沢諭吉『学問のすすめ』

本書は福沢諭吉の『学問のすすめ』をまんがを使いながらわかりやすく説明している本でした。『学問のすすめ』と言えば、日本人の誰もが一度は聞いたことのある有名な書籍ですが難しい印象があったので、入門編として本書を読んでみました。本書で説明されていたのは学問のすすめの中の一部でしたが、とても勉強になりました。

本書を読んで、日々生きるために働くことも大事なことだけれど、それ以上に「誰かのために」「社会の役に立つために」を大切に生きなければいけないなと思いました。

バッテリーⅤ アニメカバー版(角川文庫)

今回もバッテリーは素晴らしかったです!巧と豪のバッテリーが少しずつ形を変える様を読むことができて本当に幸せでした!バッテリーの魅力はたくさんあるのですが、その中の一つに「主人公がぶれない」があるなあと感じました。私がこれまでに読んできた多くの青春物語では、主人公の心情や友情に重きを置いているものが多く、主人公が挫折して、それでも立ち上がって成長するという場面を多く見てきました。しかしバッテリーの主人公巧は、ただ野球がしたい、最高のボールが投げたい心だけで何も背負っていなくて、ただただ読んでいてかっこいいと惚れ惚れしてしまいました。ついに残り1巻となってしまいましたが、大事に味わいながら読みたいと思います!

「なぜ?」の習慣

今回、哲学の本を読んでいて、大人になるにつれて答えの無い問いが苦手になったなぁと感じました。中学生の頃は「なぜ?」を考えるのが大好きで、「人はなぜ死ぬの?」「なんで雷は落ちるの?」の答えをその時持っている知識だけで、想像するのが好きで、自分で答えを仮定したらちょっと調べて知識を入れて、また答えを想像するという遊びは何時間でも楽しむことができました。ただ、大人になるにつれて答えの無い問いよりも、答えのある問いを好きになっていったように感じます。

それが教育の弊害なのか、不確かなものが多すぎる社会の中で自然と確かなものを求めてしまうのかはわかりませんが、本質を考えるという行為自体には意味があると思うので、もう一度あの頃のように「なぜ?」と純粋に考える習慣を身に着けたいと思いました。

では、今日も3冊頑張ります!

タイトルとURLをコピーしました