【21日目】”でも”の理由を考える

日記

こんにちは。

最近読んでいる「バッテリー」が面白すぎて、ピッチャーになった気でいる影響されやすい大人haruhinaです。

さて、21日目に読んだ本はこちら↓

  • 何があっても「大丈夫。」と思えるようになる自己肯定感の教科書 著:中島輝
  • 人生の教養が身につく名言集 著:出口治明
  • バッテリー アニメカバー版(角川文庫) 著:あさのあつこ

本の感想

何があっても「大丈夫。」と思えるようになる自己肯定感の教科書

自分の自己肯定感を高めるための方法がわかりやすく書かれていました。本書で面白かったのは自己肯定感を「自尊感情」や「自己受容感」のように6つの要素に分解してそれぞれの要素を高めるための方法が書かれているということです。

本書を読むまで気づいていなかったのですが、確かに「自己肯定感が低い」と言っても「自己肯定感」という言葉には色々なものが含まれていているんだなあと思いました。

本書では自己肯定感を高める方法として、すぐにできる方法と、継続してやる方法がたくさん紹介されていたので、少しずつ自分の生活に取り入れていこうと思います。

人生の教養が身につく名言集

本書は、名言とその名言に対する著者の経験が書かれたものでした。興味深い名言がいくつもありましたが、本書を読んで「去る者は追わず、来るものは拒まず」という言葉の印象が変わりました。

この言葉はあまり良い印象の無い言葉でしたが、人間関係を続けるために無理強いをせず相手の心に任せる姿勢が大事と書かれており、印象が変わりました。何とかしようと執着するのではなく、「去る者は追わず」くらいの気持ちでいれば良いんだと気が楽になりました。

バッテリーⅡ アニメカバー版(角川文庫)

バッテリーⅠに続き、バッテリーⅡもすごくおもしろかったです!!自分の野球を信じて意地を貫き通すことができる主人公は純粋に惹かれますが、その意地の裏には弱い自分が隠れているという、何とも言えないバランスが危うさと生々しさを含んでいて、どんどん物語に引き込まれていきます。野球をしている時の丁寧な描写表現と、無駄な枝葉を切り落としたシンプルな描写表現のバランスが素晴らしくて、読んでいてほれぼれしてしまいました。

そしてバッテリーⅠの感想でも書きましたが「あとがき」がまた素晴らしくて、葛藤しながら書かれているのがひしひしと伝わってきました。「あとがき」を読むことでまた更に「バッテリー」の魅力が増した気がしました。バッテリーⅢも楽しみでワクワクしています!

“でも”の理由を考える

キングコング西野さんのYoutubeの中で「”でも”を言う人多すぎる」と言われていました。確かに自分も含め何か始めようと思った時に「でも」で言い訳する傾向があると思います。多くの人が言い訳をする傾向があるのであれば、何か原因があると思うので、理由を考えてみました。

結論、日本人が新しいことを始める時にまず言い訳を考えてしまう理由は、自分に自信が無いからだと思います。

これまでやったことのない新しいことを始める時には、不安がつきまといます。この不安を押しのけて行動するためには、不安を超える位には自分に自信が無いとなかなか難しいと思います。

不安が自信を上回ってしまい、でも自分のプライドが傷つく or 自分がダメだと思いたくないがために、自分を肯定する言い訳を考えてしまうのではないかと考えました。そして、それを繰り返していくうちに「言い訳力」が鍛えられてしまい、「何か始めようとする ⇒ すぐに言い訳を複数も思いつく」という思考回路になってしまうのではないかと思いました。

つまり、名付けて「日本人自信が無さすぎる問題」です。

これを解消するためには、自信をつける不安を因数分解して明確にすることが重要ではないかと思います。言い訳を考えることができる力は上手く付き合うことができれば、リスクヘッジをする力につなげることができるので、自分の言い訳力と上手く付き合いながら、まずは自信をつけるトレーニングと因数分解するトレーニングをしていこうと思いました!

では、今日も3冊頑張ります!

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